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主が「お前の名は何か」とお尋ねになるとソレは答えた。
「わが名は“レギオン”。われわれは大勢であるがゆえに…」
(マルコ福音書 第五章)
かつてこんなにも
胸が熱くなる怪獣映画があっただろうか。70年代に使い古された“宇宙からの侵略者”というモチーフを使いながら、地球外生命体 vs 地球の守護者 vs 国防の象徴“自衛隊”の三つ巴の戦いをここまで新しく、そして熱く描いた作品は類がない。これはもはや
ガメラというジャンルを超えているといえるだろう!

こんにちわ、名作映画トレジャーハンター/ジョーンズ博士だ。
平成ガメラ三部作の二作目は、まったく
新しいガメラ映画へと進化を遂げた。視聴後の感じを一番しっくり表している言葉は
「怪獣映画のエヴァンゲリオン」!何を言っているのかよく分からないかもしれないが、とにかくそんな感じだ。私の言いたいことは、この予告編を見ていただければ、きっとご理解いただけるはずだ。
▼カッコ良すぎていろんな体液が出そうになるので注意!▼
この予告編が、一番『ガメラ2 レギオン襲来』という作品の面白さを表しているので、私はもう特に言うことはありません。ですので今回は、スポット的な部分にのみ注目してみたいと思います。
とにかく、自衛隊がカッコ良すぎる!

オープニングからエンディングまで、とにかく出まくるのが
「自衛隊」である。東映のゴジラシリーズにおける自衛隊というと「怪獣に対して為すすべのない人類の象徴」として描かれている感があるが、本作においての自衛隊は
「国防の象徴」として描かれている。
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本作は、
人類の未来をガメラに託す映画ではない(前作?大怪獣空中決戦はそうだったが)。ガメラと人類が共通の目的のために共闘する映画なのだ。何をもって
“敵”とするか。何をもって
“相手の意思を理解”するか。異なる存在との
“対話”がひとつのテーマになっている。
だからこそ、本作ではガメラの巫女?草薙浅黄はあまり前面に出てくることはない。すべてが手探りの中で行なうコミュニケーションにおいて、彼女の能力は全能すぎるからだ。誤解から生まれる衝突は何度もあった。だからこそ、首都防衛の最終防衛ラインを突破されるというギリギリの局面。師団長の決断シーンは
グッと来るのだ。
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「ガメラの行動は、レギオンの侵攻をくい止めるものと思われます!」
「???。」
「師団長!」
「持てる全ての火力をレギオンの頭部に集中!ガメラを援護せよッ!」
とにかく、レギオンが強すぎる!

本作における敵?レギオン(群れをもって行動する様からそのように命名)は、
地球外生物である。大型の単体だけでなく、
草体と呼ばれる植物(プラントレギオン)と、
小型レギオン(ソルジャーレギオン)という軍隊、そして
大型の本体(マザーレギオン)が
1セットとなって共生している特殊な生態系で成り立っている。星々に種子を巻き散らしながら繁殖していくがゆえ、他の生態系を破壊していく。それゆえに
人類との共存は不可能!殲滅戦をもってしか人類に明日はない!
そんなレギオンだが、
やたら強いのである。
まず、群れをなす小型のソルジャーレギオンに対して、ガメラには
一切の対抗手段がない。その圧倒的な数でまたたく間に全身を覆われ、攻撃されてしまうのである。
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(すすきのでソルジャーレギオンに敗退するガメラ)
大型のマザーレギオンはさらに
強敵である。全長は160メートルにおよび、
ガメラを圧倒する巨躯を持つ。巨大な2本の大槌腕はガメラの体をいとも簡単に貫く。頭部周辺にパラボラ状に配置されている干渉派クローは各種電磁波を放出することができ、
ガメラのプラズマ火球をも中和してしまう。甲殻状の身体は半導体に似た構造を持ち、高い耐久力を持つ。
自衛隊戦車大隊の総攻撃を食らっても無傷というほど。さらに、頭部の大角からくり出されるマイクロ派シェルは極太状のレーザーであり、ガメラの甲羅を
貫通させる攻撃力!
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(ガメラのプラズマ火球を中和!)
さらにさらに、もっとも攻撃力の高いレギオンビュートという第四使徒シャムシエルも吃驚な攻撃手段も
隠し持っているのだ。
ガメラだけでは決してレギオンには勝てない。人類だけでもレギオンには敵わない。だからこそ、ガメラと人類との共闘が欠かせないのである。
とにかく、いいセリフが多すぎる!

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![49]](http://livedoor.blogimg.jp/goodgames/imgs/4/c/4c8f1dd9-s.jpg)
過去を振り返る8月15日が近づいている。戦争を良しと言う気はない。しかし、かつて国を守るために散っていった多くの若い日本人たちの想いをわれわれは汲むべきだ。よその国がなんと言おうとも。
「国を守る」。そんな熱いドラマから得られるものはたくさんある。画一的な反戦?終戦特別ドラマなんかよりも、『ガメラ2 レギオン襲来』のほうがハートに訴えかけるものが大きいはず。パトレイバーやエヴァンゲリオンの血を引いた本作は、まさに、
大人の観賞に耐えうる戦争映画でもあるのだ。
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