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リンクとガノンの最終決戦!一作目にしてシリーズ最終章。





こんにちわ、レトロゲームレイダース/ジョーンズ博士です。

今回、発掘した作品は、1986年にディスクシステムのローンチタイトルとして任天堂が発表したアクションRPGの傑作、『ゼルダの伝説(ディスクシステム版)』。ご存知の通り、今日までつづく長編シリーズとなったゼルダの伝説ですが、その中枢にあるのは「神々から与えられし英知の結晶トライフォース」と「力を求め闇に身を落とせし魔王ガノン」、「神託の巫女としての使命をもつゼルダ姫」、そして「勇気を力に変えられる剣士リンク」。これらは、時代を経て世代が変わっても、常に同じ役割を与えられ、無限につづくの輪廻の中で争い続ける宿命にある。

『神々のトライフォース』、『時のオカリナ』、『風のタクト』、『トワイライトプリンセス』、『夢を見る島』…。どのゼルダからファンになった者も、最後にいきつくのは初代ディスクシステム版『ゼルダの伝説』。なぜなら、この物語こそシリーズ一作目であり、すべての輪廻が解放される最終章であるからだ。

今回は、そんな『ゼルダの伝説』の魅力に迫ってみたい。




 Fcc_Disk02ストーリー
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──遠い昔、世界がまだ混迷の時代

ハイラル地方にある小王国には、神秘の力を持つ“トライフォース”と呼ばれる黄金の三角形が、代々伝えられていた。

が、ある日、世界を闇と恐怖によって支配しようと企む大魔王ガノンが率いる魔の軍団がこの国にを強襲。“力”のトライフォースを奪い取ってしまう。邪悪な支配を恐れた小王国の姫ゼルダは、もう1枚残された”知恵”のトライフォースを8つの小片に分け、各地に隠すことに。と同時に最も信用のおける自分の乳母インパに、ガノンを倒してくれる勇気ある人物を探すよう命じ密かに脱出させる。これを知ったガノンは怒り、姫を捕らえてインパに追手を放った。

森を抜け山を越え、必死の逃走を続けたインパ。しかし、ついに力尽き、ガノンの手下たちに囲まれてしまう。絶体絶命!??????と、その時である。一人の少年が現れ、巧みに手下達を混乱させ、インパを救い出したのだった。

彼の名はリンク。旅の途中でこの事態に出くわした少年剣士。インパは彼に事の一部始終を話す。正義感に燃えるリンクは、姫の救出を決意。“力”のトライフォースを持つガノンに対抗するためには、“知恵”のトライフォースの小片を集め、完成させなくてはならない。さもなくば、ガノンの住む“デスマウンテン”に侵入することすらできないのだ。果たしてリンクはガノンを倒し、姫を救うことができるだろうか。それは君の腕にかかっている。

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 Fcc_Disk02シンプルゆえに想像力が“自分だけのゼルダを創り出す”
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『ゼルダの伝説』は、「広大なハイラルの大地を駆け周り、ゼルダ姫が隠した8つに割られた知恵のトライフォースを集める」というのが大体のゲーム目的となる。ハイラルには、リンクを応援し力を授けてくれる者、リンクの勇気を試してくる者、リンクを敵とみなし襲い掛かってくる者など、多くの人と旅先で出会う。「ナニカ コウテクレヤ」?「マイドアリ」。その一つひとつは非情に淡白な演出しかされない。だがそこがいい。

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だからこそ、プレイヤーはその淡白なやり取りの行間を己の想像力で膨らますことができ、“自分だけのゼルダの伝説”を描くことができるのだ。例えば、アイテムを購入する店も、プレイヤーによって覚えているルート、倒しやすい敵などによって「行きやすい店」が変わってくる。毎度、カギと爆弾を補充するために立ち寄る店。このガノンの眷属たる魔物が徘徊するハイラルにおいて、言葉を交わせる相手はリンクも店主も他にあまりいない。そのような状況下で、ゲーム画面に表示される会話だけで二人は別れるだろうか。いいや、もっと様々な会話がなされているはずだ。

え? 何、いい年したオッサンが妄想を膨らませているんだって?。まったく、何を言っているんだか。ディスクシステムのキャッチコピーを知らないのか? 「夢、いっぱいディスク」。まあ、妄想を膨らませろとはひと言も言っていないが、バカボンのパパ風に締めるならばこうだ。これでいいのだ。


 Fcc_Disk02広大なハイラルの大地を自由に駆け巡れ!
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「広大」という表現を使ったが、ハイラルの広さは横16画面×縦8画面。近年のゲームに慣れた方にとっては「そんなに広くないんじゃね?」と思われるかもしれない。しかし、そう判断するのは早計というものだ。ハイラルの大地にはさまざまな自然が広がっている。草原、森、川、湖、妖精の泉、岩場、崖、砂漠、海岸線、砂漠、墓場、戦士の像が立ち並ぶ遺跡、洞窟、そして死を呼ぶ魔の領域デスマウンテン。

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しかし、地上フィールドの真骨頂は「探索」。このハイラルには、実にさまざまなモノが隠されているのだ。それは、リンクに命の器を授けてくれるパワースポットであったり、画されたアイテムショップだったり、早い段階から遠方にいけるワープゾーンだったり、リンクを支援してくれるガノンの裏切り者の隠れ家…なんてものまで存在する。

岩を押し、隠し階段を見抜き、敵を倒し、岩を爆破し、木々を焼く。さまざまな方法でこれらを見つけることによって、リンクの冒険は少しずつラクになっていく。隠し場所を知っている者ほど、ゲーム進行をスムーズに進めることが可能なのだ。つまり、フィールドはルピー(金)とハート(HP)を集めるだけの“戦場”でなく、すべて“遊び場”といえるだろう。


 Fcc_Disk02すべてのアイテムに『役割』がある!
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『ゼルダの伝説』は、非情に自由度の高いゲームだ。スタート地点からどこに進んでもいい。何をしても構わない。しかし、その行動の先には、「ここから先はアイテムがなければ、進むのに相当苦労する、もしくは全く進めない」というカベが現れる。そう、本作においてアイテムは重要な意味を持つ。

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例えば「盾」。盾は正面からの敵の攻撃(岩?矢)を弾くことができる。一段階強い「マジカルシールド」になると魔法攻撃も弾くことが可能に。「ブーメラン」は遠方のアイテムを回収できる。弱い敵なら一撃で倒せる。また、トリッキーな動きをする敵にぶつければ一時的に動きを止められるので倒しやすくなる。このようなアイテムは店で買うこともできるが、重要なモノほどダンジョンの奥で手に入れるというカタチに。

ダンジョンは「LEVEL-1」~「LEVEL-8」まであるが、入り口さえ見つけられればどこからでも攻略は可能だ。しかし、数字が高いほど難易度は高く、登場する敵も強くなり、ダンジョン内の仕掛けも難しくなる…という寸法だ。そして、先に進めば進むほど、特定アイテムがなければ攻略できないというカベが待っている。

ある程度まではテクニックで解決できるが、本格的名クリアのためにはアイテム収集が欠かせない。このあたりの面白さはナムコの『ドルアーガの塔』に通ずるところがあるだろう。ただし、本作はあのゲームよりもアイテムを取得するのがカンタンだ。


 Fcc_Disk02地上とは異なるゲーム性となるダンジョン!
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リンクは、8つに分かれた知恵のトライフォースを集めるために、8つのダンジョンに挑戦しなければならない。このダンジョンは地上とは異なり、各フロアの敵を必ず駆逐し、一歩ずつトライフォースを求めて、フロアを奥に進んでいく…というスタイルになる。

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敵を倒すことで開かれる扉、爆弾で破壊することで現れる通路、ブロックを押して明らかになる階段…など。ダンジョン内には仕掛けが満載だ。また、ダンジョンにあらわれる敵は倒し方もひと工夫が必要だったりする。

例えば、鎧騎士のタートナックは正面からの攻撃はすべて弾かれてしまうため、横か後ろから攻撃しなければならない。ライクライクは動きこそ緩慢だがつかまるとマジカルシールドを食べられてしまう。ポルスボイスは音が苦手なため笛を使って攻撃すべきなのだが、IIコンのマイクで大声を出すと簡単に全滅させられる…など。ダンジョン内での体力回復は敵が出すハートか妖精に限られてしまうため、ダメージを最小限に抑え、敵の特徴を読んで攻撃していく必要があるのだ。

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ダンジョンの奥深くでは、巨大なトライフォースの守護者たちがリンクを待ち受けている。リンクが“知恵”のトライフォースにふさわしい相手かどうか試すような彼らには正面からの攻撃は通用しないと考えていいだろう。ヒントを思い出し、ここに至るまでの敵の倒し方を踏襲していけば、必ず道は拓けるはずだ。


 Fcc_Disk02攻略サイトに頼らないプレイのほうが楽しいredline
『ゼルダの伝説』の面白さは、「探求」「発見」だ。これらを自分の力だけで行なうことが正しいプレイの仕方だと私は考える。なぜなら、この作品は「リンクが知恵と勇気を試される物語」だからだ。攻略サイトでプレイすべきフローチャートを知ってプレイすることは、リンクに対する冒涜以外の何物でもないし、そのような者がファンを名乗るのはちゃんちゃら可笑しい話である。

道草を含めると20時間、ストレートにクリアを目指せば8~10時間でクリアできる。だからこそ、イチから自分の手でプレイするのもいいかなと思えるボリュームだ。本作をプレイしたことがないシリーズのファンの方は、ぜひプレイすることをオススメする。そして驚くはずだ。1986年製のゲームがちっとも古いと感じず、そして「懐かしいハイラルに戻ってきた」と感じられることを。それが『ゼルダの伝説』というシリーズの魅力であり、ゼルダの伝説を構成する要素は、すべて1986年製の第一作で完成されているということの何よりの証明なのだ。

すべては第一作目に回帰する─―。それは物語的なものだけでなく、ゲーム性にしても言える。そんな神秘的な輝きをもっているところもなんとも“ゼルダらしい”といえるのではないだろうか。

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